2008年8月7日木曜日

読書法紹介―5冊の読書術の本を読んで

世の中には色々な読書法というものがあります。読書好きの人は自分独自の読書法をお持ちでしょうが、今回はいくつかの読書法を紹介します。

まずは、私がおすすめのレバレッジ・リーディングです。参考図書は本田直之さんのレバレッジ・リーディングです。本田さんのレバレッジシリーズは本屋でよく平積みにされているので、知っている人も多いでしょう。

レバレッジ・リーディングとは多読のことで、効率よく本から情報や知識を得るために、あえて重要なところしか読まないというものです。本は初めから最後まできっちり読まないとダメだという考えのもとで本を読んでいる人にとっては驚きの読書法でしょう。

この他の特徴としては、面白いと思ったところにメモをしたり、本の余白に思いついたアイデアを書き込んだりします。それを元にレバレッジメモというアイデアメモを作ります。これによって本から得た知識を定着させます。

レバレッジ・リーディングは特別な訓練がいらないのに本を大量に読めるようになるため、なかなかオススメの方法です。ただし、本を新しく買わなければならないという経済的な問題や、レバレッジメモを書くのに少し手間がかかるという問題があります。


勝間和代さんが紹介したことで有名になったフォトリーディングはあなたもいままでの10倍速く本が読めるで少し眉唾ものに書かれています。

フォトリーディングとは本をパラパラとめくることで、文章をイメージとして記録し、必要な情報を後から取り出せるというものらしいです。私はフォトリーディングの使い手ではないので感覚的なものはわからないのですが、かなり多量に本を読めるようになるようです。

ただし、訓練がかなり必要で、フォトリーディングのセミナーは2日間で10万円以上が相場です。高価なのですが、本当に本を速く読めるようになるのなら10万円も惜しくはありません。そのうちセミナーを受けてみるつもりです。

あなたもいままでの10倍速く本が読めるは少々誇張表現もありそうで信用できないのですが、勝間和代さんがご自身のブログでフォトリーディングについて紹介されているので以下のリンクを参考にしてみてださい。かなり参考になります。

フォトリーディング・セミナーに行ってきました その1
フォトリーディング・セミナーに行ってきました その2

今のところラーニング・ソリューションズというところでフォトリーディングの講座があることは見つけています。セミナーを受けたらまた報告します。


ここまで多読や速読ものを紹介しましたが、本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)では正反対のスローリーディングが紹介されていました。

残念ながら速読を否定しながらもあまり説得力がない文章で、スローリーディングをあえて実践しようという気にはなれませんでした。

しかし、もちろんいいことも書かれていました。

1つは本を読むときに「人に説明することを前提に読む」ということです。人は結構あいまいに本を読んでいるもので、読み終わった本はすぐに忘れてしまったりするものです。それをあえて人に説明するつもりで読むことで、整理しながら本を読む意識を持ち、後々まで残る知識にします。ちなみに私の場合はこれをブログで書くことで実践しています。実際にブログで紹介している本は書いている内容が頭に残っていたりするものです。

さらに再読を奨励していることも共感を覚えました。私は速読推進派ですが、本は読み捨てていくのではなく、いい本を見つけたら気になるたびに繰り返して読むことをオススメします。これによって、速読で本を選別し、いい本だけを印象付けることができます。

技術的なものとしては、三色ボールペン読書法(三色ボールペンで読む日本語)、マインドマップ読書術(マインドマップ読書術―自分ブランドを高め、人生の可能性を広げるノウハウ)があります。

三色ボールペン読書法は文章の「まあ大事」なところに青、「すごく大事」なところに赤、「おもしろい」ところに緑の線を引きながら本を読む読書術です。

このように色分けすることで、内容を整理しながら読むことができ、難しい本も読めてしまいます。文章をつねに整理しながら読むことになるので、要約力をつけられるので非常にいい訓練になります。

線をひきながら読むので、時間がかかりそうですが、本当に難しいハードカバーを読む場合は逆に速く読めるかもしれません。

最後にマインドマップ読書術を紹介します。といっても、はっきり言って読書術というよりも、本を読みながらマインドマップを描くというものでした。悪くはないのですが、めんどくさいのと技術がいるので、あまりオススメしません。

マインドマップについてはWikipediaでご覧ください⇒マインドマップ


色々と読書法を紹介しましたが、あなたは何を選びますか? 私としては、あなたが読書術に関する本をいくつか読んで、あなた独自の読書法を発見してくれることを願います。

キーワード
多読、フォトリーディング、速読、読書術、三色ボールペン、マインドマップ、スロー・リーディング
参考文献
レバレッジ・リーディングマインドマップ読書術―自分ブランドを高め、人生の可能性を広げるノウハウあなたもいままでの10倍速く本が読める三色ボールペンで読む日本語本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)

ポルトガルの旅行・観光情報サイト南蛮Info ポルトガル情報

クリックに感謝 ⇒ にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ アラサーサラリーマンへ


0 件のコメント:

コメントを投稿