2008年10月5日日曜日

サラリーマン金太郎



 Googleがあれだけ利益を出しているのは彼らが事業に対してまったく新しいコンセプトを持ち込んだからだろう。彼らのコンセプトはアプリケーションを無料で配ることで市場でのシェアを大きくし、そのシェアを活かして広告料を稼ぐというものだといえるだろう。

 そう、今求められているのは新しいコンセプトをビジネスに持ち込むビジョンだ。サラリーマン金太郎のマネーウォーズ編で最後に持ち出した事業案は非常に興味深い。とてつもなく大きいゴミの焼却場を作り、そこからあがる収益で行政が利益を出すというものだ。収益源はゴミの焼却による委託料と発電による売電である。

 このコンセプトは昔からあるものといえるかもしれないが、地方行政が税金以外で利益を上げるという点でコペルニクス的転換があると考えられないだろうか? さらに、マンガの最後にちょっと出てくるだけの話だが、石油を低コストで手に入れる交渉はものの価値を再度認識しなおす必要があると思わされた。

 もう一度言う、必要なのは未来を切り開くビジョンである。今ある目の前の課題だけに一生懸命になることなく、未来への投資のつもりで私たち自身が未来に対する考えを練る必要があるだろう。

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