2008年6月28日土曜日

ビール職人、美味いビールを語る

ビール職人、美味いビールを語る (光文社新書)はキリンビールの職人であった山田一巳さんがビールへの愛情をにじませながら、ご自身の仕事を振り返ったものだ。

アサヒビールとの「ドライ戦争」や社運をかけた「一番搾りの開発」を職人の視点から振り返っていて、興味深い本だ。キリンが一商品に固執しすぎて、停滞してしまった「ラガー神話」に関しては経営に関する重要な示唆も含まれている。

この本ではビールへのこだわりの深さをひたすら繰り返され、それでいて嫌味がないのでとにかくビールが呑みたくなる。徹底的なビールへのこだわりが書かれたこの本はものづくりとはどういうものか知るためにも役立つ本かもしれない。

あわせて読んだとりあえずビールやっぱりビール!―ビールの達人が語るおいしいビールの話 (日文新書)はビールの素人向け教科書といったところだ。こちらはサントリーの人が書いている。とりあえず、網羅的にビールのことを学びたければこちらを読むほうがいいかもしれないが、ビールを飲みたくなる気にはいまいちならない。最後のしめがなぜか「ビールは百薬の長」だからビールを飲みましょうとのこと・・・。
なんにしても、ビールの本ばかりを読んでいると、ビールを飲みたくなるから不思議だw



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