金融業界は相変わらず花形の就職先だが、数年前のリーマンショック以降、金融業界に就職したがる人は、価値を生み出さない仕事をして金だけもらう拝金主 義というレッテルをはられる傾向がある。そこまでひどくなくとも、就職を希望しながらも「給料が良い」「能力の高い仕事仲間」「安定(日本の銀行)」など でしかその仕事の良さを語れない人がいるのを感じずにはいられない。
銀行の良さを示すために、経済の血である金の流れを作るという重要性などを語るのも良いのだろうが、ここでは、今朝、新聞で見つけた具体的な話題を紹介しておこう。
民間人に多くの被害を与えていることで問題になっているクラスター弾の製造に対して、投融資を禁止することを日本の銀行界が申し合わせたそうだ。製造と いうことは流通には投資しても良いのかもしれないが、日本の銀行界がクラスター弾を否定する意思表示を見せたと言ってよいと思う。
金融業界に就職するからこそできることがある。今、金融業界の仕事を否定している人も金融の仕事を見直してみてほしい。たとえ仕事をする人に貴賤があっても、職業に貴賤がないことを忘れないでいただきたい。
金融業界への就職を考えていないものからのつぶやきでした。
参考
・
全銀協、クラスター爆弾製造への投融資禁止申し合わせ(日本経済新聞)
・クラスター弾に関する条約(Wikipedia)
ポルトガルの旅行・観光情報サイト南蛮Info ポルトガル情報
0 件のコメント:
コメントを投稿