2013年2月25日月曜日

確定申告初心者が最短で申告書を作成する方法、経験則

確定申告をはじめてすることになった。
はじめてすることだった、かつ、周りに確定申告をしたことがある人がいなかったため、一から十まで自分で調べて申告書を作成したので非常に困難な道のりだった。

最終的には寄付金控除と投資の損益通算で1万5千円以上はお金が返ってくるという計算ができあがった。かけた時間はこの程度の見返りではもの足りないが、税金の仕組みと確定申告の手続きという新たな知識を得られたのでよしとしよう。

以下、確定申告の仕組みをくわしく説明する気はないが、今まで確定申告をしたことがなかったが、突然、確定申告をする必要が生じた人向けに、初心者の視点でのアドバイスを残しておく。

まず、第一のポイントは、
①国税庁の確定申告作成コーナー (http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/kakutei.htm) で確定申告書を作成すること。

「e-Tax」と「書面作成」のどちらかを選べる。
e-Taxは電子上で確定申告の手続きがほぼ全て済む方法であり、書面作成はwebページ上で作成した申告書を印刷し、現物を郵送する方法である。e-Taxは便利なようだが、事前手続きが必要で、初心者向きではない。初めての人はおとなしく書面作成を選ぶことをお勧めする。

この確定申告作成コーナーは源泉徴収表などに記載のある数字を言われるままに入力するだけで勝手に税金の計算をしてくれる優れものであり(国税庁で用意しているのだから当たり前か。。。)、いつのまにかに申告書ができあがる。

確定申告作成コーナーで作成した申告書は印刷し、必要書類を添えて送付すれば、わざわざ税務署に出向く必要もない。


確定申告する上での第二のポイントは
②おとなしく確定申告の本を1冊買いなさい。

すぐれた機能を持つ確定申告作成コーナーを使用しても、初心者はそうすんなりと申告書を作成できない可能性が高い。
なぜなら、税金の仕組みがまったくわからないからどこに何を記入して、どの仕組みを選べばよいかわからないから。総合課税か分離課税のどちらかを選択することを促されてもどちらが良いのかわからない。ヘルプ見ても、Googleで調べても断片的な知識が入るだけで全体像がまったくわからない。

こんなときに役立つのはちゃんと編集されて紙に印刷された本である。

私の場合は一般的な確定申告について書かれたものと、株などに投資をしている人向けの確定申告の本を1冊ずつ買ったが、何冊買うかはお好みで。申告の内容によっては1冊でも十分。1冊買って、特殊なところは立ち読みで済ますのもあり。雑誌程度の分量でイラストがたっぷり入ってる本を選べば内容は十分である。全部は読む必要ないのので読むのに時間もさほどかからない。


おまけ

お金の知識は持っていて損はない。確定申告をすることで税金の初歩知識を学ぶことができるので、還付金がほぼない場合も一度申告してみるのも悪くない。

「私は会社員で申告することがない」という人はぜひ寄付をしてみることをお勧めする。有名どころのNPO法人で領収書をきちんと出してくれるところなら控除を受けられます。寄付という良いことをして、勉強もできる。なんとすばらしいことか。

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