2010年12月28日火曜日

自分の居場所をべた褒めできる幸せ

 私は京都大学のある研究室に所属している(本気で調べたら見つけられるかもしれない)。

 先日、研究室の同窓会が開かれた。

 私の所属する研究室の同窓会は少し風変りで、OBによる講演会がある。今年からさらに、学生の10分間研究紹介に、先生からの研究グループ紹介が加わった。OBは説教くさいことを一方的に言うのではなく、「リーダーとは何か?」ということを聴衆を巻き込みながら考えていくインタラクティブな講演を作り上げた。学生の研究紹介は専門的なことに入り込み過ぎず、誰もがわかる形で説明をしてくれた。先生の講演は「すごい」としか言いようがない高レベルなプレゼンだった。いずれの講演もレベルが高く、単なる飲み会で終わらない参加価値の高い同窓会だった。このような同窓会が開かれるのが私の所属する研究室だ。

  私の所属する研究室の話を誰かにするときは、研究室のことをべたぼめをする。次の3点がそろっている研究室が素晴らしくないわけがない。


  1. 研究リソースを存分に与えてくれる
  2. 恐ろしいほど優秀な先生と学生がいる
  3. 教育が何よりも重要だという方針がある

「1.研究リソースを存分に与えてくれる」
 研究に必要となると、すぐに購入を決めてくれる。最高の環境で最高の結果を出せということだ。必要な資金は先生が稼いできてくれる。

「2.恐ろしいほど優秀な先生と学生がいる」
 就職活動を始めると同年代の非常に優秀な学生に出会って驚くと聞く。確かに優秀な学生に出会うが、すでに研究室で普段から会っているのでそこまで驚かない。先生にいたってはどういう頭の構造をしているのか知りたいぐらい完璧だ。

「3.教育が何よりも重要だという方針がある」
 研究が最も大切だという先生もいるが、研究室の先生は違う。教育が最も重要だという。ここまで言われたら学生も頑張らざるを得なくなるw(研究はもちろん本気でやっています)


 問題がゼロとはいわない。だが、素晴らしい研究室であることは間違いない。


 あなたはここまで自分の所属する集団を称賛できるだろうか?人は環境に影響されやすい。自身を置く環境を変えることで新たな幸せを感じられるかもしれない。

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