さて、先日の日記にも書いたように、11月11日はサン・マルティーニョでした。そのためか、最近毎日のように焼き栗を食べています。
昨日はアパートの住人とワインを飲みながら焼き栗を食べました。ポルトガル語と英語を混ぜながら、サッカーの話などをしながら楽しく過ごしました。サッカーの話で盛り上がるところが、ポルトガルらしいと感じました。
最初はアパートの住人にうまくなじめなかったのですが、最近はみんな仲良くやってます。相変わらず、むちゃくちゃなこともしますが、細かいことを気にしなければいいやつらです。
さて、今日、髪を切りに行きました。ポルトガルに来て3度目です。前回は髪を切ってる最中にメールを打ち出す最悪な美容師でしたが、今回は前のところより安いところにいったのに仕事が丁寧でした。気に入ったのでチップもあげてきました。
面白いのが、私が髪を切られていると一人のおじいちゃんが散髪屋に入ってきて、美容師と話し出しました。そして、私にも話しかけてきて、もみあげの形はどいうのが良いか話し出しました。切り終わったあとには、「ワイン好きか?」とお酒に誘われ、面白そう
と思ったので「好きです」と答えました。すると、「ついて来い」と言われました。外でお酒を飲むのかと思うと、なんと家に連れて行かれました。普通に家族で住んでいるところだったのでびっくりしました。
いきなり訪れた得体の知れない日本人なのに、家族は暖かく迎えてくれて、晩ごはんまでご馳走になりました。そして、この場でも焼き栗を食べながらいろい ろな話をしました。おじいちゃんの戦争の話や、失業率の問題、人生の幸せについてなどです。正直、おじいちゃんの声は聞き取りにくくて、奥さんに「ポルト ガル語⇒ポルトガル語」の訳をしてもらってました。
本当に素敵な家族で、すごく楽しかったです。おじいちゃんは「ここでは俺はお前の兄貴だ」「何か困ったことがあったら電話をかけてこい」とまで言ってくれました。奥さんも優しい人で、娘さんもいい人でした。さらに、4歳のお孫さんは人見知りもせず、かわいい子でした。
正直、バーなどで酒を飲みながら学生と騒ぐのは私の趣味じゃありません。ゆっくりと静かにお酒を飲むのが好きなため、おじいちゃんとその家族と過ごした今日の夜は本当に楽しかったです。
こんな出会いが起こってしまうポルトガルをますます好きになってしまいました。
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